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お口の健康体操でインフルエンザ予防 

乾燥した季節になり本格的にインフルエンザの流行時期になりました。お口の中が乾燥している場合ウィルスなどが喉や舌に付着しやすく、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。特にインフルエンザウィルスは乾燥に強く、お口の乾燥を招く口呼吸の人に多いと言われています。本来、舌は口を閉じた時に口腔の上あごにぴたりと付き、舌先が上の前歯の裏側の歯茎に触れるか触れないかくらいの位置で収まるのが正しい状態です。しかし、最近は高齢者だけでなく、固い食べ物を食べる習慣が減ったことなどから若年層でも舌筋が衰え、舌が下あごに垂れて舌先が下の前歯に付いてしまっている人も多く見られます。
舌筋を鍛え、舌が上あごにぴたりと付くようになると、口からの呼吸の道が閉ざされ、自然と鼻呼吸ができるようになりますし、ふだん使っていない口まわりの筋肉を動かすことで表情が豊かになり、加齢による頬のたるみが改善するなど、女性にとっては嬉しい美容効果もあると言われています。
口の健康体操の一つとして「あいうべ体操」というものがあります。これは福岡市のみらいクリニックの今井一彰院長が考案したお口の体操で誰でも簡単にできて特別な道具も要りません。具体的には
①  大きく口を開けて「あー」
②しっかりと口角を引き上げて「いー」
③タコのように唇を突き出して「うー」
④舌を大きく前に出す「べー」
無理のない範囲でそれぞれの動きを3秒かけてゆっくりとキープし、全部で5-10回繰り返します。1日に30回(例:朝・昼・夜ごはんの前に10回ずつ)を目安に繰り返すと、早い人なら3週間ほどで、舌の位置が上あごにぴったりつくようになります。ある小学校で3年間実施したところインフルエンザの罹患率が38%からなんと6%に減少したという報告もあります。
これからも星谷歯科医院は患者さんのお口を健康にするお手伝いをして、その結果患者さんがいつまでも若々しく、美味しく食事ができればと思っております。

院長:星谷雄太